令和 4年第3回 6月
定例会 令和4年第3回
松江市議会定例会議 事 日 程(第1号) 令和4年6月15日(水曜日)午前10時開議 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議第58
号議案~議第77
号議案、承認第3
号~承認第13号 (
提案説明) 第4 報告第5
号~報告第25号 (報告) 第5 議第59
号議案・議第75
号議案 (質疑、
常任委員会付託)(先議) 第6 議第59
号議案・議第75
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決)(先議) 第7 休会について────────────────────────────────────────本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名 会期の決定 議第58
号議案~議第77
号議案、承認第3
号~承認第13号 (
提案説明) 報告第5
号~報告第25号 (報告) 議第59
号議案・議第75
号議案 (質疑、
常任委員会付託)(先議) 議第59
号議案・議第75
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決)(先議) 休会について────────────────────────────────────────出 席 議 員(32名) 1 番 小 澤 一 竜 3 番 たちばな ふ み 4 番 三 島 明 5 番 山 根 宏 6 番 海 徳 邦 彦 7 番 村 松 り え 8 番 原 田 守 9 番 舟 木 健 治 10 番 野 々 内 誠 11 番 錦 織 伸 行 12 番 河 内 大 輔 13 番 細 木 明 美 14 番 太 田 哲 16 番 米 田 と き こ 17 番 岩 本 雅 之 18 番 長 谷 川 修 二 19 番 柳 原 治 20 番 野 津 直 嗣 21 番 森 本 秀 歳 22 番 川 島 光 雅 23 番 石 倉 徳 章 24 番 石 倉 茂 美 25 番 田 中 明 子 26 番 吉 金 隆 27 番 森 脇 幸 好 28 番 南 波 巖 29 番 津 森 良 治 30 番 森 脇 勇 人 31 番 川 井 弘 光 32 番 三 島 良 信 33 番 三 島 進 34 番 立 脇 通 也───────────────────────欠 席 議 員(1名) 2 番 中 村 ひ か り───────────────────────欠 員(1名)───────────────────────
事務局職員出席者 事務局長 福 島 恵 美 子 次長 永 井 秀 之
議事調査課長 竹 田 優 子 書記 松 浦 真 人 書記 古 川 進 書記 月 森 致 子 書記 梶 田 崇 光 書記 野 津 涼 子 書記 山 根 広 大 書記 牧 田 慧───────────────────────説明のため出席した者 市長 上 定 昭 仁 副市長 能 海 広 明 副市長 講 武 直 樹 副市長 平 林 剛 理事 山 根 幸 二
総務部長 小 村 隆
総務課長 永 田 幸 子
財政部長 水 研 二
防災部長 佐 目 元 昭
産業経済部長 松 浦 徹
観光部長 土 江 紀 明
文化スポーツ部長松 尾 純 一
市民部長 吉 田 紀 子
健康福祉部長 松 原 正
子育て部長 青 木 佳 子
環境エネルギー部長 花 形 泰 道
都市整備部長 爲 國 岳 彦
都市整備部政策監森 原 透
会計管理者 杉 谷 薫
消防長 田 村 達 朗
教育長 藤 原 亮 彦 副
教育長 寺 本 恵 子 副
教育長 成 相 和 広
上下水道局長 小 塚 豊
ガス局長 山 内 政 司
交通局長 須 山 敏 之
市立病院事務局長山 崎 浩─────────────────────── 〔午前10時00分開会〕
○議長(
立脇通也) おはようございます。これより令和4年第3回
松江市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。───────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
立脇通也) 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則の規定により、議長において14番
太田哲議員並びに16番
米田ときこ議員を指名いたします。───────────────────────
△日程第2 会期の決定
○議長(
立脇通也) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から7月6日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 次に、
議員辞職許可について報告いたします。 去る6月14日、
田中肇議員から一身上の都合により議員を辞職したい旨の願いが提出され
地方自治法の規定により、同日これを許可いたしましたので報告いたします。───────────────────────
△日程第3 議第58
号議案~議第77
号議案、承認第3
号~承認第13号 (
提案説明)
△日程第4 報告第5
号~報告第25号 (報告)
○議長(
立脇通也) 日程第3、議第58号「松江市
総合計画条例の一部改正について」から議第77号「令和3年災第1993
号道路災害復旧工事の
請負契約締結について」まで議案20件、承認第3号「
専決処分の報告について」から承認第13号「
専決処分の報告について」まで承認11件及び日程第4、報告第5号「令和3年度松江市
一般会計予算繰越明許費の繰越しについて」から報告第25号「議会の委任による
専決処分の報告について」まで報告21件を一括して議題といたします。
提出者の説明を求めます。
上定市長。 〔
上定昭仁市長登壇〕
◎市長(
上定昭仁) 皆さんおはようございます。本日からの6月
定例会、何とぞよろしくお願いいたします。 それでは、本
定例会に提出しております議案につきまして、概要を御説明申し上げます。 議第58号 松江市
総合計画条例の一部改正につきましては、松江市
総合計画審議会の
所掌事務を改正するものです。 議第59号 松江市
職員定数条例の一部改正につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に係る
松江保健所の
体制強化などを図るため、市長の
事務部局の
職員定数を増員するものです。 議第60号 松江市
税賦課徴収条例等の一部改正につきましては、
地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議第61号 松江市
児童クラブ条例の一部改正につきましては、
乃木児童クラブの
新築移転による定員増に伴い休止していた乃木第3
児童クラブについて、今後も再開の必要が見込まれないことから廃止するものです。 議第62号 松江市
病院事業の
設置等に関する条例の一部改正につきましては、
診療内容を分かりやすく表示するため、
診療科名を
胸部外科から
呼吸器外科に変更するものです。 議第63号 旧
日銀松江匠工房設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、
カラコロ工房新
活用基本構想を策定し、
カラコロ工房の
活用方針を決定したことに伴い、同建物の一部を時間単位で貸し出すことができるよう、
利用料金の基準額を定めるものです。 議第64号
松江国際文化観光都市建設計画観光地区建築条例の一部改正につきましては、
建築制限の
適用区域における
建築物の
用途制限を明確にするものです。 議第65号 松江市
特定公共賃貸住宅条例の一部改正につきましては、
特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する
法律施行規則の改正に伴い、
入居資格者の要件である
同居親族の範囲を拡大するものです。 議第66号
東出雲複合施設建設に係る
建築工事の
請負契約締結につきましては、5月11日に入札を行った結果、4億315万円で
一畑工業・大前組・
若林建設特別共同企業体と
請負契約を締結するものです。 議第67号から議第69号までの松江市
総合文化センター大
規模改修工事の
請負契約締結につきましては、それぞれ
建築工事、
電気設備工事、
空気調和設備工事の契約を締結するものです。いずれも、5月11日に入札を行った結果、
建築工事につきましては、8億9,430万円で松江土建・まる
なか建設・
豊洋特別共同企業体と、
電気設備工事につきましては、6億3,470万円で、
サンベ電気・
山代電気工業・
三原電工特別共同企業体と、
空気調和設備工事につきましては、4億8,180万円で、
山陰クボタ・オンチョウ特別共同企業体と、それぞれ
請負契約を締結するものです。 議第70号 財産の無償貸付けにつきましては、八束
複合施設の一部を、
名誉市民である故中村元氏の功績や蔵書などを展示・研究し、
東洋思想・
文化研究の啓発と普及を図る施設として活用するため、特定非
営利活動法人中村元
記念館東洋思想文化研究所に無償で貸し付けるものです。 議第71号
議決事項の一部変更につきましては、平成31年第1回
松江市議会定例会において議決を得た
山陰ケーブルビジョン株式会社への松江市
鹿島ケーブルビジョン施設の一部の無償貸付けにつきまして、
光ケーブル化により
施設利用の必要がなくなったことに伴い、貸付けを終了するものです。 議第72号
損害賠償の額を定めることにつきましては、鹿島町古浦の
市道埋立2号線において、
横断側溝と路面との段差につまずいて転倒された相手方が負傷され、後遺障がいが生じたことについて賠償するものです。 議第73号
市道路線の廃止につきましては、
市道路線の
整理再編等により3路線を廃止するものです。 議第74号
市道路線の認定につきましては、
市道路線の
整理再編等により5路線を認定するものです。 続きまして、議第75号「令和4年度松江市
一般会計補正予算(第1号)」につきましては、総額7億1,844万5,000円を追加し、予算の総額を1,042億9,644万5,000円とするものです。 補正の内容としましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、
住民税非課税世帯に対する
臨時特別給付金給付事業など、国の
総合緊急対策に基づいた
生活困窮者等を支援する事業を計上しております。 これらの財源として、
国庫支出金及び
財政調整基金繰入金を計上しております。
繰越明許費の補正につきましては、
子育て世帯生活支援特別給付金事業を追加するものです。 続きまして、議第76号「令和4年度松江市
一般会計補正予算(第2号)」につきましては、総額15億2,295万5,000円を追加し、予算の総額を1,058億1,940万円とするものです。 補正の内容について御説明申し上げます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策として、
PCR等検査費の追加、
松江保健所の
体制強化及び
新型コロナウイルスワクチンの4回
目接種に向けた
体制整備に係る経費などを計上しております。 また、
政策的事業としまして、
スポーツを通じた健康で豊かな
暮らしの実現を図るため、
中海スポーツパークの整備に着手する
事業費や、松江市での脱
炭素ドミノを目指し、
市有施設における
使用電力を
全量再生可能エネルギーとする
仕組みづくりを進めるための
調査検討経費を計上しております。 これらの財源としまして、
国庫支出金、
県支出金、市債及び
財政調整基金繰入金を計上しております。
地方債の補正につきましては、歳出の補正に伴い、所要の変更を行っております。 議第77号 令和3年災第1993
号道路災害復旧工事の
請負契約締結につきましては、昨年8月の
豪雨災害により崩壊した
市道恵曇関連道線の
復旧工事を行うもので、6月2日に入札を行った結果、3億250万円で
カナツ・コタニ特別共同企業体と
請負契約を締結するものです。 次に、承認第3号から承認第13号までの11件につきましては、いずれも特に緊急を要したため議会を招集する時間的余裕がなく、やむを得ず、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したものであり、これを御報告申し上げて、御承認を求めるものです。 承認第3号 松江市
税賦課徴収条例の一部改正及び承認第4号 松江市
都市計画税条例の一部改正につきましては、
地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行ったものです。 承認第5号 松江市
地方活力向上地域における
固定資産税の
課税免除及び不
均一課税に関する条例の一部改正につきましては、
地域再生法第17条の6の
地方公共団体等を定める省令の改正に伴い、所要の改正を行ったものです。 承認第6号 松江市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正及び承認第7号 松江市
介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被
保険者等に係る
保険料の
徴収猶予及び
減免措置を延長したものです。 次に、承認第8号 令和3年度松江市
一般会計補正予算(第13号)につきましては、1億8,312万4,000円を増額し、予算の総額を1,151億9,662万2,000円としたものです。 補正の主な内容としましては、
退職者の増加に伴う
退職手当を増額したほか、冬季の
除雪等に要した経費を計上しております。 歳入につきましては、
地方交付税、
県支出金及び
寄附金を増額補正し、
国庫支出金及び
繰入金などを減額補正しております。
繰越明許費の補正につきましては、所要の追加及び変更をしております。 次に、承認第9号から承認第13号までの令和3年度の各
特別会計の
補正予算につきましては、
事業費の
確定等に伴い予算を調整したものです。 続いて、報告第5号から報告第11号までの7件につきましては、令和3年度
一般会計予算及び
公営企業会計予算の繰越しについて、
地方自治法施行令、
地方公営企業法及び同
施行令の規定に基づき、御報告申し上げるものです。 報告第12号から報告第19号までの8件につきましては、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、本市が出資しております松江市
土地開発公社など8法人の経営
状況説明書を提出するものです。 報告第20号から報告第25号までの6件につきましては、議会の議決により委任された事項の
専決処分に関するものであり、
地方自治法第180条第2項の規定に基づき御報告するものです。 このうち、報告第20号から第22号までの3件につきましては、議会の議決を経て締結した
請負契約について、その後の
設計変更等により契約を変更したものです。 報告第23号から報告第25号までの3件につきましては、
道路管理瑕疵などによる
損害賠償の額を定めたものです。 以上、概要を御説明申し上げました。 続きまして、議第75号 令和4年度
一般会計補正予算(第1号)並びに議第76号 令和4年度
一般会計補正予算(第2号)の概要につきまして、パネルを用いて説明をさせていただきます。(パネルを示す) 議員の皆様にはお手元に資料もお配りしておりますので、そちらも併せて御参照ください。 まず、
補正予算(第1号)の内容が、こちらに記されたものでございます。
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰等総合緊急対策に関する予算として7億1,845万円を計上させていただいております。 この内訳としましては、
新型コロナウイルス感染症対策に関するものであり、その中身は政府が既に国として制度を施行し、またその延長を決めるなどしているものになります。 3つの
支給金がございますので、これらについてそれぞれ説明してまいります。 まず最初が、
新型コロナウイルス感染症による影響の長期化を受けて、国の
制度改正がなされたことに伴い、
住民税非課税世帯に対する10万円の給付が行われます。 この
支給対象は、昨年12月10日時点において、松江市の
住民基本台帳に記載されており、そしてこの1または2に該当する世帯となります。 1というのが、令和3年度または令和4年度の
住民税の
非課税対象世帯、そして2が、今年1月以降に
住民税非課税世帯ではないものの、家計が急変したことによって
住民税非課税世帯と同様の家計
状況になったと認められる世帯についてでございます。 しかしながら、既に現行の制度による給付を一度受けていらっしゃる世帯においては、
対象外となりますので、御留意ください。 そして、
事業費の内訳といたしましては、4,000世帯を見込んでおりまして、10万円の給付を掛け算しまして4億円に
事業費として
給付事務費をプラスしまして、合計が4億3,680万円となっております。 この
給付金の
支給スケジュールとしましては、来月、7月に
確認書等の送付をさせていただき、来月以降、
随時支給を開始させていただきます。 次に、同じく
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、
食費等の
物価高騰に直面する低所得の
子育て世帯に対しての
特別給付金の支給でございます。
支給対象は、来年3月31日までに18歳になる児童となります。 そのうち、1または2に該当する世帯でございまして、
1つ目が低所得の
ひとり親世帯、これは令和4年4月時点で
児童扶養手当の
受給者となっている世帯になります。 そのほか、令和4年度の
住民税非課税の
子育て世帯というのが対象になります。 この2のうち、国の制度の対象とならない、来年の3月1日から4月1日に生まれた児童につきましては、市で単独の事業として支給することといたしております。
支給額につきましては、児童1人当たり一律5万円、
支給見込み児童数を5,220人と見込んでおりまして、
本件給付金の
事業費につきましては2億8,007万円となります。 支給の
スケジュールとしましては、令和4年4月の時点で
児童扶養手当の受給をしている世帯に対しては申請不要で、支給を今月中から始めさせていただきます。 また、来月以降、それ以外の
対象者の方への支給を開始する予定でございます。 続いて、
3つ目の
給付金の支給でございます。 住居を喪失した人等に対する
給付金の支給でございまして、現在既に実施しております、
住居確保給付金の
特例措置の
対象期間、これがもともと6月末
終了予定でありましたが、これを8月末まで延長するというものでございます。 対象となりますのは、住居を喪失した、または喪失するおそれがある方に対して、
一定期間、
家賃相当額を支給するものとなっておりまして、世帯の人数に応じて、最大3か月で15万9,000円の
家賃相当分を支給するということになっておりまして、支給の月額については、こちら単身の場合、2人
世帯等の場合によって、場合分けをしております。 繰り返しになりますが、既に制度としては6月末までを対象としてありますものを、2か月間延長するという内容になっております。 以上が第1号でございます。 続いて、議第76号に当たります
補正予算(第2号)の内容でございます。
合計金額が15億2,295万円となっております。 この内訳といたしまして、
新型コロナウイルス感染症対策が、14億5,827万円、そのさらに内訳といたしまして、14億5,127万円が
感染症拡大防止と
医療体制の整備のための予算でございます。 そのほかに700万円、
伝統文化芸術イベントのための予算を組ませていただいております。 そして、その他の
政策的事業としまして、
スポーツを通じた健康で豊かな
暮らしの実現のために2,658万円、
公共施設の
再生可能エネルギー100%導入の
調査検討費用として3,810万円を計上させていただいております。それらを
国庫支出金、また
財政調整基金からの
繰入金等で賄う予定としております。 具体的な中身についての御説明をさせていただきます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策として、
PCR等検査費の追加でございます。 皆様御案内のとおり、令和4年に入りましてから、
オミクロン株の流行に伴いまして
感染者が拡大し、そして
検査件数も増えたという
状況にございます。 ここに過去の実績としてございますが、令和2年度は8,259件の
検査件数、
検査費用は5,220万円という実績でございました。 先ほど申し上げたとおり、令和4年1月以降検査が急増したことに伴いまして、令和3年度の
検査費の見込みは4億2,461万円となっております。 これらを受けまして、当初は見込んでおりませんでした検査の拡大というのを織り込んだ形で、令和4年1月から3月までの月の平均を出しまして、それに12か月を掛け算するという形で、今回、補正後の額10億3,776万円という所要額を計上させていただくために、差額であります9億5,932万円を補正させていただくというものになります。 続きまして、
松江保健所の
体制強化でございます。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大によりまして、
松江保健所の業務量が増大していることから、
任期付職員を配置することによってその
体制強化を図るものとなります。
配置人数は40人でございまして、
事業費としては1億8,681万円を計上させていただいております。 続きまして、
新型コロナウイルスワクチンの
追加接種、4回目の接種についての体制の整備でございます。
事業費として3億514万円を計上させていただいております。 御案内のとおり、4回目の接種は既に始まっておりまして、5月31日から
接種券の発送を60歳以上の方に対してさせていただいております。 接種の今回対象となりますのが、3回
目接種完了から5か月が経過した60歳以上の方、または18歳から59歳までで、
基礎疾患を有するなど
重症化リスクが高いと医師が認める方となっております。 この18歳から59歳までの方につきましては、どういった傷病が
基礎疾患に該当するのかということも含めまして、通知を出させていただきます。その通知を、前回3回目の
ワクチン接種から4か月がたった方を対象にして発送させていただきます。その方に内容を確認していただきまして、
基礎疾患に該当する場合には申請を出していただき、そして接種を受けていただく、その前に
接種券を市から発送するといった形で進めてまいりたいと考えております。
接種場所につきましては、これまでの3回目までの接種と同様に
集団接種、あるいは
個別接種の会場を設けております。 続きまして、
新型コロナウイルス感染症対策の関連で本市が誇ります
伝統文化や
文化芸術に係る
イベントにつきまして、今回、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて来場できない観客の方が生ずる
可能性があることから、
映像配信を行うための予算として700万円を計上させていただいております。 こちら3つ、その
イベント、行事について掲載させていただいております。 まず、神座といいますのは、
佐太神社の
佐陀神能、これが
世界ユネスコ無形文化遺産から10年を迎えたのが去年でございました。去年にこの神座の
イベントを開催する予定でしたが、開催できなかったことから、今年改めて開催させていただくものとなります。 今年10月上旬の開催を予定しておりまして、前回が5周年のときに行事として開催しておりますので、6年前ということになります。 また、松江・森の演劇祭につきましては、前回2017年(平成29年)に開催させていただいております。八雲町のしいの実シアターで今年11月の上旬から中旬にかけて開催するものとなります。 そして、一番右の伝統芸能祭につきましても、2017年(平成29年)が直近の開催時点でございまして、それ以来久しぶりに、来年の3月中旬に松江テルサで開催する予定となっております。これらについて市内外に広く情報発信を行うための
映像配信を行う、その
事業費となります。 続きまして、
スポーツを通じた健康で豊かな
暮らしの実現のために、
中海スポーツパークの整備を予定しております。これは防衛省に対して予算要求をさせていただいておりまして、認めていただいたものとなります。 場所は、中海湖畔の上宇部尾町でございまして、市民の皆さんが
スポーツに親しむことのできる多目的広場として人工芝のグラウンド整備、そしてまたクレー舗装などを行って、
スポーツ振興、健康づくりにつなげてまいりたいと考えております。 事業期間といたしましては、令和4年度から令和6年度までとしておりまして、今年度につきましては、実施設計、測量等を進めてまいります。 総
事業費の予定は約9億円でございまして、そのうちの令和4年度
事業費として2,658万円を今回の予算に計上させていただいているところです。 最後となりますが、
公共施設の
再生可能エネルギー100%導入を目指して、調査検討を図っていくものでございます。 松江市において、この脱炭素、カーボンニュートラルの取組の輪を広げていく、これを環境省の言葉で言いますと、脱
炭素ドミノという言い方をしております。これを目指しまして、
公共施設の
使用電力全量再生可能エネルギーとすることを目指していく
仕組みづくりをしてまいります。 まず、その第1弾といたしまして、本市環境エネルギー部が所管しております施設において、その
可能性を先行して検討していくというものでございます。 具体的に申し上げますと、環境エネルギー部が所管しております川向のリサイクルプラザ、西持田のリサイクルプラザ、最終処分場、不燃物処理場におきまして、建物の屋根に太陽光発電の設備を導入してまいります。また、それにあわせまして、ごみ処理施設でありますエコクリーン松江において、現在もバイオマス発電をしておりますが、水草、林地残材等を活用してバイオマスの比率を向上させてまいります。こういった
再生可能エネルギーで得られた電力を、これらの施設でまた活用していくといったサイクルをつくってまいりたいと思っております。 それに加えまして、廃棄物処分場の跡地などの市有の遊休地におきましても、太陽光発電の導入を検討してまいります。 この取組を、まずはスタートにいたしまして、将来的には、市が持っております、環境エネルギー部以外が所管しております市庁舎、文教施設、福祉施設などに
再生可能エネルギー由来の100%電力供給を広げていくということ、そしてさらには、
再生可能エネルギーにおいて、市の民間事業者の皆さんの所有される、運営される商業施設であるとか、会社の社屋にもその
再生可能エネルギーを普及させていくということで、脱
炭素ドミノを目指してまいりたいと考えております。 以上が本
定例会に提出させていただいております議案の説明となります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。───────────────────────
△日程第5 議第59
号議案・議第75
号議案 (質疑、
常任委員会付託)(先議)
○議長(
立脇通也) 日程第5、議第59号「松江市
職員定数条例の一部改正について」及び議第75号「令和4年度松江市
一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第59
号議案及び議第75
号議案につきましては、急施を要する事件と認め、先議をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 これより質疑に入ります。 議第59号「松江市
職員定数条例の一部改正について」、質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって議第59
号議案に対する質疑を終結いたします。 議第75号「令和4年度松江市
一般会計補正予算(第1号)」について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
立脇通也) 質疑なしと認めます。 これをもって議第75
号議案に対する質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議第59
号議案につきましては総務委員会に、議第75
号議案につきましては予算委員会に、
会議規則の規定によりそれぞれ付託いたします。 この際、しばらく休憩いたします。 〔午前10時31分休憩〕 ────────── 〔午前11時50分再開〕
○議長(
立脇通也) 休憩前に引き続き会議を開きます。───────────────────────
△日程第6 議第59
号議案・議第75
号議案 (
委員長報告・質疑、討論、採決) (先議)
○議長(
立脇通也) 日程第6、議第59号「松江市
職員定数条例の一部改正について」及び議第75号「令和4年度松江市
一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 各委員会における審査について、それぞれ委員長の報告を求めます。 河内大輔総務委員長。 〔12番河内大輔議員登壇〕
◆12番(河内大輔) 本日、総務委員会に付託となりました議案1件につきまして、委員会を開催し、審査を行いましたので御報告申し上げます。 議第59号「松江市
職員定数条例の一部改正について」は、質疑で主なものとして、任期付正規職員を増員する理由の質疑に対し、執行部より、
新型コロナウイルス感染症対策に関する保健所の業務は、患者や家族の氏名など個人情報を扱うことや、病院、医師との調整業務があり、任期付正規職員で担うことが適切であると判断したとの答弁がありました。 また、一委員より、任期付正規職員を採用した場合、現在の職員応援体制はどうなるのかとの質疑に対し、執行部より、順次派遣している応援職員と任期付正規職員とを置き換えていくとの答弁がありました。 一委員より、
コロナ禍になって3年目となるこの時期に、保健所
体制強化のために職員を増員する理由の質疑に対し、執行部より、第6波が半年に及び、本務に滞りが出てきているため、このタイミングで切り替えることが必要と判断したとの答弁がありました。 討論では、もっと的確に
状況を捉えて、早めに対応してもらいたいが、職員も疲弊しており、増員することはよいことであるので賛成するなどの意見があり、採決の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。